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あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、表題の件ですが、昨年11月に九州地区で空域の改正が行われました。
これに伴い、進出入暫定高度が変更になっております。
VATJPNでは確認が取れたものから順次変更を行っております。
今回変更された空域は以下のとおりです

 

長崎進入管制区・大分進入管制区・熊本進入管制区・鹿児島進入管制区(日向セクター/鹿児島セクター)



なお、福岡進入管制区(福岡空港・佐賀空港)および築城進入管制区(築城基地・北九州空港・山口宇部空港)、ならびに鹿屋進入管制区は調査の都合上、変更を見合わせております。
現地調査・確認が取れ次第、順次更新をいたしますので、今しばらくお待ちください。
また、上記の件、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、VATSIMスタッフまで情報をお寄せいただけますと幸いです。

引き続きVATJPNでは最新情報の更新を行うべく調査を行ってまいります。
みなさまのご協力をお願い申し上げます。

2021年1月3日
hidepre@VATJPN51
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hidepre (1243229) | CTR Controller
https://twitter.com/Hidepre_JA21HT
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pengin239@VATJPN42 ( | 2021-01-05 22:30:12 )
hidepreさん
いつもお世話になっております。
暫定高度の調査並びに改正ありがとうございます。

さて、調査に参加できていない素人で失礼かとは思いますが、いくつか疑問に思ったことがございましたので返信させていただきました。

①「then」の記載がある高度について
「then」の記載が多く見受けられますが、これらの高度を指定する管制機関はどこなのでしょうか。

【例】
  • RJFT Outbound Other - 6000ft then FL150
→F150を指定するのはDEPなのかACCなのか
  • RJFO Inbound SQRUM -11000ft
    ※(STAR-ILS01) then 8000ft... ※(RNAV19/VSL01・19) then 7000ft...
→SQRUM@A110を移管高度としてACCが指定し、APP移管後にA080ないしA070が指定されるのか、それともACCがSQRUM@A110の高度制限をかけたうえで、指定高度としてA080ないしA070を指定して移管するのか

個人的な意見ではございますが、暫定高度表のOutboundは管制承認発出時など地上での高度の指定、InboundはACCからAPPへの移管高度として記載したうえで、離陸後DEPや移管後にAPPで指定される高度については那覇のように別途「Assigned by [facility]」で記載した方が分かりやすいのではないでしょうか。
九州のみならず、関空や神戸なども管制承認発出時の指定高度とACCへの移管高度は異なりますので、すべてを一緒くたにするのはあまりよろしくないかと思います。

②他の管制機関との調整について

SASIK - 10000ft then CRZ Alttude※(Alttude→Altitude)
(※Coordinate with ACC or RJFT_APP)

と「or」を用いて記載がありますが、ACCと熊本APPが同時にログインしている場合の取り扱いはどのようになるのでしょうか。

巡航高度を指定するのは、宮崎発の国際線が再開されていないこの状況で、SASIKを通る航空機が福岡便に限られることが関係しているようにも思えますが...

以上二点、よろしくお願いいたします。
hidepre@VATJPN51 ( | 2021-01-06 19:01:22 )
>pengin239さん

こんばんは。PTTのhidepreです。
ご返信が遅くなり申し訳ございません。

早速ですが、ご指摘いただき誠にありがとうございます。
ご指摘の点、一点ご回答させていただきます。
 

①「then」の記載がある高度について
「then」の記載が多く見受けられますが、これらの高度を指定する管制機関はどこなのでしょうか。
【例】
RJFT Outbound Other - 6000ft then FL150
→F150を指定するのはDEPなのかACCなのか
RJFO Inbound SQRUM -11000ft
※(STAR-ILS01) then 8000ft... ※(RNAV19/VSL01・19) then 7000ft...
→SQRUM@A110を移管高度としてACCが指定し、APP移管後にA080ないしA070が指定されるのか、それともACCがSQRUM@A110の高度制限をかけたうえで、指定高度としてA080ないしA070を指定して移管するのか


これは現地で調査した内容をそのまま記載させていただきました。

まず熊本・出発でご回答いたします。東行き(東京羽田・成田・大阪伊丹)ですと、熊本GNDでのクリアランス発出時、まず6000ftでのアサイン、離陸後の熊本DEPでのイニシャルコンタクト時、「空域になにもTFCがいなければ」15000ftへの上昇許可がありました。
今回の「進入管制区暫定維持高度表の改正」ですと、すべて「熊本進入管制区内において無線指示があったもの」でありましたため、このような表記とさせていただきました。
また、大分空港の件につきましては、調査日に現実に聴取した大分DEP/APPの交信内容を基礎としており、「福岡ACCがSQRUM@A110の高度制限~A080ないしA070を指定して移管するのか」については、福岡ACCでの現地聴取調査が済んでおらず、現時点では正確に解答をいたしかねますことをご了承ください
ただし、到着便は大分APPに対し、「SQRUMに向け11000ftで降下中である旨」をPLTから管制官に報告し、かつ管制官から「最初の指定降下高度として8000ft(あるいは7000ft)が発出されている」ことは、現地調査で確認済みであります。

他方、pengin239さんのご指摘である「②他の管制機関との調整について」や、「①「then」の記載がある高度について」中「暫定高度表のOutboundは~すべてを一緒くたにするのはあまりよろしくないかと思います。」の件については、VATJPNが提供する公式資料であるがために、記載内容を統一化すべきではないか、また本年1月に神戸航空管制部の九州地区一部管制区域再編に伴う、暫定高度のさらなる変更があるのではないかとの意見もあり、この件について可能な限り早くアナウンスができるよう、ブリーフィングを行った上で再度編集・告知を図りたいと考えております。

なお一点、VATJPNでは各空港の出発・到着暫定高度の情報共有も含め、みなさまからのご協力をお願いしております。
暫定高度表の改正・変更は、その都度変更されるものであり、個々のVATSIMメンバーが、VATSIMメンバーに対して共有すべきと信じ、得られた情報の発信につきましては、VATSIM(日本であればVATJPNフォーラム)で、みなさまに共有され、またそれに関するご意見・ご批判も同様になされるべきであると考えております。みなさまにおかれましては、ぜひ当スレッドで本件健全にご議論いただき、SNSなどでの一方的情報発信(特にご意見・ご批判)は現にお控えいただきますようお願い申し上げます。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、上記の件どうぞご理解いただき、反映までしばらくお時間をいただきますようお願いいたします。
取り急ぎご返信をお送りいたします。

hidepre@VATJPN51
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hidepre (1243229) | CTR Controller
https://twitter.com/Hidepre_JA21HT
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pengin239@VATJPN42 ( | 2021-01-07 00:11:52 )
hideoreさん
ご返信ありがとうございます。

RJFTならびにRJFOの件については承知いたしました。 
ご回答ありがとうございます。
 

管制官から「最初の指定降下高度として8000ft(あるいは7000ft)が発出されている」 

 私の意見としましては、暫定高度表のInboundの高度はACCとAPP間の調整を簡略化するために、必要最低限の調整内容を明文化したものと認識しています。 
関西のDANDE@A100やKAINA@A110はRJBB_E_APPとRJBB_C_APP間の移管高度であり、伊丹到着便と関空到着便の干渉を防ぐ為のものであることから、APPによって指定される高度であってもこのような高度の記載は必要と考えますが、MVAやMEAの適用などAPPの裁量で指定される高度を記載するのは適切ではないと思います。 

仮にAPPでのイニシャルコンタクトの際に行われる高度の指定の明記を始めると、九州のみならず全国的な改正が必要になり、内容も複雑になるのではないでしょうか。

thenの表記に加え、上記内容も考慮していただければ幸いです。

pengin239
exken@VATJPN40 ( | 2021-01-08 00:01:56 )
今回頂きましたご意見に際し、スタッフ間で検討の上、暫定高度表については下記の通り記載することとし、暫定表更新しました。

・outboundについては原則クリアランスで発出される高度を掲載し、DEPで指示される高度についてはACA天井ALT以外に限り、その旨明記の上、掲載する。
・inboundについては原則CTRからAPPへのハンドオフALTを掲載し、「then」を使った表記はAPP間でのハンドオフALTのみとする。

引き続き、九州周辺の暫定高度に関する情報を募集しております。
また、ドキュメントに関するご意見・ご要望につきましてもどしどしお寄せください。
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