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投稿失礼いたします。
自力で1か月ほど悩んでも解決しないため、ここに相談させていただきます。

下記の動画、あるいはそれに類似する関連動画を参考に、MSFS2020環境にてトラフィックのモデルマッチングを試みているのですが、デフォルトで搭載されているLivery及び機種しか登場しません。
皆様が数あるペイントや機種で飛行されていると想像しながら、実際目に入るのはMSFSデフォルト塗装、、という中飛ぶのは、もう臨場感が持てなくなってしまいました。。

どなたかMSFS環境で、トラフィックのモデルマッチングに成功されている方、方法をご教示願えませんでしょうか。

https://www.youtube.com/watch?v=UgEdGNqk9wE&t=75s
Lui@VATJPN32 ( | 2021-08-22 11:37:46 )
残念ながら、動画内で紹介されているModel Matching Ruleファイルは、日本のエアラインのものを含まないようです。したがって、自分で追加する必要があります。以下簡単に、手順を説明します。

なお、残念ながらIVAOのモデルは日本のエアラインのモデル・塗装を全て網羅しているわけではないので、これだけで完璧なマッチングを行うことはできません。
しっかりは確認していませんが、ANA・JALの主要な航空機とSFJ、JJP、JTAあたりが存在するようです。
 

まずは、Communityフォルダのivao_x-cslフォルダに行き、どのモデルで塗装があるかを確認します(例えばANAを探すならば、"*ANA*"などで検索すると早いと思います)。

IVAO_B744GEというフォルダにANAがあるのでこれを例にします。

当該フォルダ内のaircraft.cfgをメモ帳などのテキストエディタで開きます。

"ANA"で検索すると、Title="B744ANA"という行が出てきますので、このTitle(B744ANA)をメモしておきます。



IVAOに存在しないモデルでも、自分で別途導入して当該モデルのaircraft.cfgのTitleをチェックすれば、そのモデルを利用することができます。例えば、以下はデフォルトのA320のPeachリペイントです。

https://flightsim.to/file/8409/a320-peach-kanpo-kun-ver
 

次に、vPilotFiles内のairlines.vmrをメモ帳などで開きます。

<!-- Passenger -->のすぐ下に、以下の行を追記します。

<ModelMatchRule CallsignPrefix="ANA" TypeCode="B744" ModelName="B744ANA" />

これで、ANAというコールサインで、機種をB744に設定している他機がいる場合、B744ANAというモデルに割り当たるようになりました。

このような形で、任意のCallsign PrefixとTypeCodeに対して、存在するModelName(Title)を割り当てていくと、その組み合わせの他機が現れたときにそのモデルで表示することができます。
Lui@VATJPN32 ( | 2021-08-22 11:56:33 )
なお、Model Matching Ruleは、必ずしもModelNameとTypeCodeが一致している必要はありません。
例えば、以下のようにすれば、Modelが存在しないJALのA350に対してJALの777を割り当てることもできます。

<ModelMatchRule CallsignPrefix="JAL" TypeCode="A359" ModelName="B77WJAL" />

また、TypeCodeは他機の設定に依存しているので、他機が誤って設定していると、うまく表示されないこともあります。そのような状況をカバーするには、以下のような設定を入れておくこともできます。

<ModelMatchRule CallsignPrefix="JAL" TypeCode="A350" ModelName="B77WJAL" />

なお、A350、A359、A35Xなどの類似のTypeCode(末尾1桁違いやよくある間違いパターンなど)の場合、明示的に設定しなくてもvPilotが勝手に変換してくれる場合もあるので、設定がなくてもマッチングする可能性があります。細かいところまで自分で制御したい場合や、マッチングが失敗している場合などに追記するくらいで問題ないでしょう。

マッチングは、vPilotの設定上の一番上のファイルの1行目から順番に評価されて、最初に見つかったものが採用されます。
何も見つからないと、別のファイルの割り当てルールでデフォルト機などに当たりますので、存在しない場合でも他の機種で会社だけは揃えるのか、もしくは機種を優先で揃えるのかなどご自身の好みに合わせてルールを書いてください。
 

また、自分が設定したマッチングが上手く動作しているかは、vPilotの".aircraft"コマンドで確認できます。

この画面では、他機が設定しているTypeCodeと、適用されたマッチングルール、マッチング結果がわかりますので、設定がうまく働いているかがわかります。
また、Reloadボタンを押すと、編集したModel Matching Ruleファイルをすぐに反映できます。


他機が少ないときは、他機のコールサインとTypeCodeに合わせて任意のモデルを指定して表示させてテストすることも可能です。

注意点としては、一度存在しないモデルを指定してマッチングに失敗した場合、その結果がキャッシュされてしまうため、一度vPilotを再起動するなどしないと変更が反映されなくなる場合があります。

なお、今回は簡単のため既存のvmrファイルに追記しましたが、実際にはファイル自体を分けたりすることもできますし、ランダム割り当てなどの高度なこともできますので、詳しくは以下をご覧ください。

https://vpilot.rosscarlson.dev/Documentation#model-matching
cello_tako ( | 2021-08-25 01:30:00 )
どうも細かくありがとうございます。
提示していただいた方法、さっそく試してみようと思います。
本当にありがとうございます。
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