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SIMパイロットの共通の傾向としてトランスポンダの扱いが適当というのがありますが、ここでおさらい。

トランスポンダは地上にいる間はスタンバイにする。

これは基本中の基本なのですが地面にいる間はスタンバイにします。 通常は離陸許可を受領後、できる限り遅い段階でノーマル(オン)にする。滑走路にアラインしてスロットルを前に進める前にオンにするのが望ましい。 着陸時は接地後安全な速度まで減速した後にスコークをスタンバイにする。
本来はチェックリストにトランスポンダのオンとオフの項目があるはずだが、チェックリストを実行しないパイロットさんはトランスポンダのことを気にしない傾向があるので注意。
nrb ( | 2004-04-05 09:54:58 )
IDENT

大きな空港から大きな空港へ飛ぶ場合には聞くことも使うこともないでしょうがレディオ空港等から離陸した場合に管制官から”IDENT”と指示されることがあります。
”IDENT”ボタンを押すとトランスポンダは通常の信号にidentの信号をつけて送信します。 レーダー上ではidentの信号を送ってきた航空機のデータブロックに”ID”が表示されます。

管制官が航空機に対してIDENTを指示−>指示されたパイロットはIDENTボタンを押す−>レーダー上でIDと表示されるターゲットを確認−>レーダーコンタクト!!
という手順でレーダー上で航空機のターゲットを識別しますが、IDと表示された航空機が複数確認された場合は識別自体があやしくなるのでレーダーコンタクトしないことになっています。

ということで管制側から指示されていないのにIDENTボタンを操作するのはやめましょう。



PS. たまに地面にいるのにIDENTを押すパイロットがいますけれど、あれはいったいなんなんだろう???


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