1. レーティングの種類

レーティングの種類

レーティングとは

VATSIMではバーチャル管制官としてVRC等で実際に管制を行うために、レーティング(資格)を取得していただきます。
そして、習熟の度合や知識、技量に合わせて、さらに上のレーティングにチャレンジしていただくことも可能です。
ただし、VATSIMのルールにより、ObserverからStudent3レーティングでは制限がかかります。

 

VATSIMでは、管制官のレーティングとして次のような段階が設定されています。

0. Observer VATSIMのIDを取得した時点ではここから始まります。パイロットとしてフライトは出来ますが、管制官としてログインはできません。
1. TWR Controller (S2) S2以上のレーティングを取得することによって、TWR/GND/DELの管制が行えます。
2. TMA Controller (S3) Senior S3以上のレーティングを取得することによって、さらにDEP/APPでの管制が行えます。
3. Enroute Controller (C1) C1レーティングを取得することによって、さらにCTRやFSSでの管制が行えます。バーチャル管制官の到達目標と言えるでしょう。
4. Senior Controller (C3)
5. Instructor (I1) Instructorは技量・経験ともに豊富であると認められ、SweatBoxで他のバーチャル管制官の教育を行う方に与えられます。
6. Senior Instructor (I3)

 

各レーティングのレベル

各段階の管制官の技量のレベルはおおよそ次のようなものです。

レーティング 技量レベル(試験内容)概要
1. TWR Controller (S2) DEL/GND/TWR の業務を理解している。
VATSIMに接続するための手続きやルールを理解している。
ASRC/VRCのマニュアルを読み、操作法を理解している。
日本語を話せること。
[筆記試験]
[実技試験]
2. TMA Controller (S3) DEP/APPの業務の基本を理解している。
2~3機の間に間隔を設定し、ニアミスなどを起こさずに管制を行うことができる(APP)。
日本語を話せること。
[筆記試験]
[実技試験]
3. Enroute Controller (C1) CTR(コントロール)の業務の基本を理解している。
同時5~10機の間に間隔を設定し、交通の流れを作ることができる(CTR)。
日本語を話せること。
[筆記試験]
[実技試験]
4. Senior Controller (C3) ・VATJPNにおける管制業務を充分理解しており、かつ高度な管制業務を提供できる。
・担当空域内の全ての航空機(15機以上)を適切にコントロールできる。
・他の管制官に助言できるだけの日本語が話せる。
・過去6ヶ月間にVATSIM内での処分がないこと。
<現在は設定されていません>
5. Instructor (I1) Instructorは技量・経験ともに豊富であると認められ、SweatBox等で他のバーチャル管制官の教育を行う方に与えられます。
6. Senior Instructor (I3)