ATISについて

ATISとは

飛行場の気象情報、飛行場の状態、航空保安施設の運用状況などを音声による放送やデータリンクで文字により提供するものです。
主に交通量が多い空港で運用されており、通信量削減には欠かせないものです。
 

ATISでは情報を識別するためアルファベット(A~Z)を順番に使用します。内容を更新した場合は次のアルファベットへ進めます。
また、パイロットからATISを受信している旨をアルファベットで通報されることから、現在がなにかを常に把握しておく必要があります。

ATISが運用されている空港

現在日本国内においてATIS(VHF)が運用されている空港は以下の通りです。
【北海道】
・新千歳(RJCC)・函館(RJCH)
【東北】
・三沢(RJSM)・仙台(RJSS)・新潟(RJSN)
【関東】
・成田(RJAA)・東京(RJTT)
【中部・近畿】
・中部(RJGG)・関西(RJBB)・大阪(RJOO)・神戸(RJBE)
【中国・四国】
・広島(RJOA)・高松(RJOT)・高知(RJOK)・松山(RJOM)
【九州・沖縄】
・福岡(RJFF)・大分(RJFO)・長崎(RJFU)・熊本(RJFT)・宮崎(RJFM)・鹿児島(RJFK)
・那覇(ROAH)・新石垣(ROIG)

【米軍運用空港】
・横田(RJTY)・岩国(RJOI)・嘉手納(RODN)

 

ATISの内容

ATISには主に以下の内容を含めます。

・局の識別(飛行場名)
・情報の識別(A~Z)
・観測時刻(UTC)
・進入方式
・使用する滑走路
・管制機関から管制上特に必要があるとして通知された事項(同時並行進入実施中、離陸後通信する周波数等) ※
・滑走路の状態、滑走路状態コード及び航空機から通報されたブレーキングアクション ※
・その他の重要な運航に関する情報 ※
・気象に関する情報
・受信証の要求(放送のみ)

※は必要がある場合のみ記載します。

VATSIMでのATIS

VRCによるText ATIS・Voice ATISは使用できなくなりました。

vATISなどの外部ツールを活用してください。
 

VATJPNではVATJPN vATIS Profilesを公開しています。
こちらからダウンロードしてください。