初フライト
ここに書いてあるすべての情報はVATSIMでフライトするためだけに使用します。実際のフライトでは使用しないでください。
- VATSIMでの初フライトはまずは軽くはじめて、徐々に広げていきましょう。ATCがあってフライトもそう多くない小規模な空港で何回かフライトをするのがおすすめです。これは管制官があなたにアドバイスをしたり、あなたが直面するである困難について話すことを許容します。初フライトを大空港もしくはトラフィックが非常に多い空港で行うことはおすすめできません。トラフィックレベルは経験が豊富なパイロットと共に非常に高いです。詳細な情報は文書122を見てください。
- 適切な用語を使いましょう。音声を使うときに、パイロットは接続した後にすぐ送信すべきではありません。流れを読むくらいの時間を持ちましょう。絶対に他 人の交信を塞がないでください。管制官がはっきりと聞き取れなくなります。テキストでの送受信はやりとりをするのが簡単です。この場合待つ必要はありませ ん。管制官は一度に数行の交信を見ることが出来ます。ただテキストを使うにもいくつかのエチケットは存在します。全部が大文字のような交信はすべきではあ りません。すべての大文字はその送信者が叫んでいることをほのめかします。付け加えるとパイロットは管制官に返信するときに省略形を使うことをおそれるべ きではありません。(文書111, 121, 122)
- あなたのフライトを正しい高度でファイルしてから飛んでください。航空機の運航はその方位によってまず分けられセパレーションが取られます。ただしいくつかの国においてはこれとは違った規則があるかもしれませんので、まず各VATJPN支部のウェブページで飛行高度をチェックしましょう。高度に関するガイドは文書102aにあります。
- IFRパイロットはクリアランスを要求する前にフライトプランをチェックすべきです。多くの区域でGPSでの直行フライトは許可されず、航空路を通るように計画します。もしGPSを使いたい場合は、あなたのルートに沿ったVORやフィックスへのガイドとして使うことができます。適切な航空機が選択され、適切な高度が入力すること、出発地および目的地が正しいことを確実にしてください。またIFRパイロットは少なくとも必要とするかもしれないアプローチチャートをいくつか持っておくべきです。例えば、私がカルガリーのILS RWY16アプローチにあってミストアプローチを宣言しなければならないなら、私は管制官がそう言わなくても5500ftまで上昇できるはずです。なぜなら私が持っているチャートに書いてあるからそれを知っているのです。チャートにはローカライザーやNDB、VOR周波数、滑走路長などが載っています。パイロットが知っておくべき情報を管制官に言わせて、疲れ切らせないようにしましょう。
- VFR(有視界飛行方式)を好むパイロットもいます。もしVFRで飛ぼうとするときは、まず勉強しなければなりません。どこが飛べてどこが飛べないのか、Class B(特別管制空域B)から離れた距離を保ちましょう。タワーの周囲で完璧な円を飛行機が描くことほど管制官を困らせるものはありません。フライトプランをファイルすることはとても利益のあることです。管制官があなたがどこへ行こうとしているのかを聞かなくてはならなくなる代わりに、フライトプランに例えば”South Shor Long Island to Verrazano Bridge, up VFR Corridor, GWB then KTEB"と書いてファイルしましょう。(文書121d, 1221, 122b)
- 管制官からのクリアランスを受けることと管制官があなたに命令したことは必ず一致します。もし理解できなければ聞いて間違ったことをしようとしないでください。
- 管制官が指示を出すとき、あなたはそれを書き留める習慣をつけるべきです。これはあなたが指示された内容を忘れないためです。そして指示を復唱するときは書いたものをそのまま復唱します。これはあなたが受けた指示の最終的なチェックとして役立ちます。また何なのかを理解していないのであれば、復唱しないでください。
- 出発を開始する前に適切な管制官と交信してください。VATSIMに接続したときに、パイロットはどの管制官に交信するかをATCリストでチェックするべきです。SB3やFSInnのATCDメニューや、VATSIMの"Who's On Line"ページやServInfoを使ってどの管制官がオンラインであるかをチェックしましょう。まずクリアランスデリバリー(XXX_DEL)とコンタクトします。接続順は次の通りです。
・クリアランスデリバリー(XXX_DEL)
・グランド(XXX_GND)
・タワー(XXX_TWR)
・デパーチャー(XXX_DEP)
・アプローチ(XXX_APP)
・コントロール(XXX_CTR) - 適切にタクシーすることもフライトの一部です。 イベントなどでは細かくタクシーの指示があるかもしれません。また指示された場所で順番を待たなければならないかもしれません。指示の内容が分からないた めに草地を横切っていかなければならないか、嘘の非常事態を宣言する必要があると感じるならばVATSIMから切断してください。そして時間が経ってから 戻ってきてください。このとき誘導路や滑走路で接続してはいけませんよ。
- 管制官にとって管制官への交信なしに離陸され、トラフィックの列を再度並べたり、ホールドをさせたりすることほど不満がたまることはありません。 VATSIMに接続して、タクシーを開始する前、離陸をする前にチェックするべきです。もし管制官がいなければ、UNICOM(122.8MHz)を使っ てあなたの意図を知らせるべきです。(文書102a, 121, 122)
- アクティブな管制官がいない間、パイロットはUNICOM(122.8MHz)をモニターしなければなりません。(文書102a, 102d, 121, 122)